2012年11月16日金曜日

新居










2週間後。




















ディーン「ラトの部屋入るの久しぶりだな~。」

ラトーシャ「そうだね。」


















ディーン「荷物これ?」

ラトーシャ「うん。ベッドとか大きい家具はリサイクルショップに売ることにしたから、ダンボールに入ってる分だけ。」

ディーン「なんか増えてない?」

ラトーシャ「アイビーに洋服もらったんだ♪着なくなったやつあげるっていうから。」













ディーン「いらないだろ。」

ラトーシャ「いるよ。ただでくれるっていうんだよ?ブランド物の服とかも。」

ディーン「そりゃあモデルだから、あいつが広告やってるブランドならただでもらえるだろうけどさ。」

ラトーシャ「もったいないでしょ。数回しか着てないっていうのばっかりだし。」

ディーン「まぁ・・・クローゼットでかいから入るかもだけど・・・。」

ラトーシャ「じゃあ問題ないね♪」











ディーン「ていうかあれ誰だよ。」

ラトーシャ「え?知らないの?」

ディーン「知らねぇよ。(爽やかな笑顔だな・・・。) 」

ラトーシャ「モデルのケビンさんだよ?」

ディーン「モデル?流行ってるのか?」
















ディーン「こっちにもでかいのが・・・。」

ラトーシャ「まだそんなに売れてないけど、新人の注目株なんだから!」

ディーン「へぇ~(棒」


















ディーン「ラトって結構ミーハーだよな。」

ラトーシャ「え~、だってかっこいいじゃない。」

ディーン「なんでくねくねしてんの?しかも目逸らしてるし・・・。」

ラトーシャ「ケビンさんは最近のお気に入りなんだもん。」

















ディーン「あの顔は絶対遊んでるぞ。」

ラトーシャ「そんなことないもん!あんな爽やかな人が遊んでるわけないじゃん。」

ディーン「いや、絶対遊んでる。第一俺のほうがかっこいいし。」

ラトーシャ「・・・・。(ケビンさんのほうがかっこいいんですけど) 」


















ラトーシャ「寝室にポスター貼っていい?」

ディーン「絶対ダメ。」

ラトーシャ「え~。ケチ!」

ディーン「かわりに俺のポスター作ってやるよ。」

ラトーシャ「なにそれ・・・。(いらないんだけど)」















アイビー「あっという間に終わっちゃったね。」

ディーン「服ばっかりだったし軽かったしな。」

ラトーシャ「ふたりとも、休日の朝なのにうるさくしてごめんね。」

ララ「全然平気よ~。こっちこそなにも手伝えなくてごめんね。」

ラトーシャ「ううん。ディーンが全部やってくれたし。」














ララ「ラトがいなくなると、寂しくなるわ。」

アイビー「ホント・・・。」

ラトーシャ「一駅なんだから、いつでも遊びに来て。」

ララ「そうね。ディーンの愚痴ならいつでも聞いてあげる。」

ディーン「おいおいw」













アイビー「ラト、元気でね。」

ラトーシャ「なんだか遠くに行くみたいじゃない。いつでも会えるよ~。」

アイビー「そうだけど~。」

ラトーシャ「ホント、アイビーは泣き虫なんだから。」

アイビー「だって~。」
















アイビー「ラト、ディーンのこと、よろしくお願いします。」

ラトーシャ「こちらこそ。」

アイビー「これからふたりきりでの同棲、楽しんでね。」

ラトーシャ「うん。ありがとう。」


















ララ「ラト~、お姉さん役がいなくなると妹たちだけじゃ不安よ。」

ラトーシャ「あははw 私長女?」

ララ「そうよ~。ラトが一番しっかり者だもの。」

ラトーシャ「そうかもねw」

















ラトーシャ「片付けが落ち着いたら二人で遊びに来てね!お茶会でもしましょ♪」

ララ「素敵ね。」

ラトーシャ「二人の好きなシフォンケーキ焼いて待ってるね。」

アイビー「うん!楽しみにしてるね~。」

















ラトーシャ「じゃあ、そろそろ行くね。」

アイビー「うん。気をつけてね。」

ララ「またねラト。」

ラトーシャ「うん。また電話する。」
















ディーンとラトーシャが玄関から出て行く。























ララ「なんだか急に静かになったわね。」

アイビー「うん。一人いないだけなのに、全然家の雰囲気が変わってみえちゃう。」

ララ「そうね・・・。」



















アイビー「コーヒーでも飲もっか。」

ララ「そうね。そうしましょうか。」

アイビー「ララはミルクと砂糖たっぷりだよね?」

ララ「ええ。お願い。」
















アイビーがコーヒーを淹れる。
ララはテーブルについた。























アイビー「どうぞ。」

ララ「ありがとう。」


アイビーも横に座る。


















ララ「家のこと、どうしましょうか?」

アイビー「そうだね~。」

ララ「ラトの前では話せなかったけど、やっぱり二人でこの家に住むのは金銭的にもつらいわよね。」


















アイビー「そうなんだよね~。」

ララ「アイビー、ホントにロミオさんのところには住む気ないの?」

アイビー「うん・・・。引っ越すなら一人暮らしかな~。」

ララ「そっか。」

アイビー「私とララとじゃ、仕事の時間があわなすぎるから二人暮らしはちょっとね。」














ララ「そうなのよね。ラトがいてくれたからよかったんだけど。」

アイビー「引っ越すにしても、ここ1ヶ月前には申請しなきゃいけないんだよね?」

ララ「そうね。結局来月いっぱいまではここの家賃払わなくちゃね。」

アイビー「早めに決めたほうがいいかな~。」

ララ「ローガンに不動産屋の知り合いがいるっていうから、私紹介してもらおうと思ってるの。」











アイビー「そうなんだ?私もお願いしよっかな~。」

ララ「話しておくわね。」

アイビー「うん。とりあえず今月中には決めないとね。」

ララ「そうね。」

















アイビー「はぁ~。なんかいろいろ忙しくなるね。」

ララ「ホントね・・・。」























ラトーシャ「あれ?家具買ったの?」

ディーン「実は知り合いにインテリアコーディネーターっての?いてさ。頼んだんだよね。」

ラトーシャ「わざわざそんなことしなくても・・・。」

ディーン「いや、ラトが入る前に完璧にしたかったんだよ。」
















ディーン「どう?気に入ってくれた?」

ラトーシャ「うん・・・。なんだか完璧すぎて・・・自分の家じゃないみたい。」

ディーン「最初はそう思うかもしれないけどさ。慣れたらきっと大丈夫だよ。」

















ラトーシャ「そうだよね。・・・ありがとう。なにからなにまで。」

ディーン「ううん。俺あんまりセンスないからさ。プロに頼んだほうがラトも気に入るだろうと思って。」



















ディーン「二階の寝室もやってもらったんだよね。」

ラトーシャ「え?一階だけじゃなかったの?」

ディーン「うん。トータルでコーディネイトしてもらったほうがいいだろ?」

ラトーシャ「そりゃそうだけど・・・。高かったんじゃない?」

ディーン「大丈夫大丈夫。ちょっと二階行こうぜ。」
















二人が階段をあがって二階の寝室へやってくる。





















ディーン「どう?」

ラトーシャ「・・・・。」




















ラトーシャ「もしかして・・・私の好きな色、覚えててくれたの?」

ディーン「あ、気づいた?」




















ラトーシャ「だって・・・。リビングもモスグリーンだったし。」

ディーン「今日の服の色もそうだもんなw」

ラトーシャ「一度しか話したことなかったのに。」

ディーン「俺、記憶力いいんだw」

ラトーシャ「ディーン・・・・。」















ディーン「それに緑色って、精神的にも落ち着かせる色だからさ。コーディネーターさんにモスグリーン基調で落ち着いたカンジって伝えといたんだ。」

ラトーシャ「ありがとう。全部、私のこと考えてくれて。」

ディーン「うん。ラトが喜んでくれれば俺は嬉しいから。」

ラトーシャ「ディーン・・・。」














ラトーシャが抱きつく。


ラトーシャ「ディーン、大好き。」

ディーン「俺も大好きだよ。」

ラトーシャ「私、幸せすぎて怖いくらいだよ。」

ディーン「ははっw これから二人で幸せになろうな。」

ラトーシャ「うんっ。」













ディーン「ラト・・・。」

ラトーシャ「なに?」

ディーン「片付けはあとにしてさ・・・。」

ラトーシャ「え?」

ディーン「この家、完璧すぎるだろ?二人でベッドめちゃくちゃにしようぜ。」















ラトーシャ「でもまだ昼間だよ?」

ディーン「昼飯前の運動だよ。」

ラトーシャ「もう・・・ディーンったら。」

ディーン「俺もう我慢できねぇもん。」


















ディーンがラトーシャを抱きしめてキスする。






















ラトーシャ「きゃっ。」


突然抱きかかえられる。


ラトーシャ「もう・・・ディーンってば。」

ディーン「突撃!」
















ラトーシャの体をベッドに横たわらせて、ディーンが覆いかぶさる。























ディーン「ラト、俺に惚れ直した?」






















 





ラトーシャ「惚れ直した。」

ディーン「ケビンさんより好き?」

ラトーシャ「ケビンさんは芸能人だもん。」

ディーン「わかっていればよし。」


















二人の体が重なる。























ライトを消した薄暗い寝室にベッドのきしむ音が響く。


ラトーシャ「あっ・・・・。」

ディーン「ラト・・・気持ちいい?」


















ラトーシャ「やだ・・・恥ずかしいよぅ・・・。」

ディーン「大丈夫だよ。ラトの声、もっと聞きたい。お前のエッチのときの声、かわいすぎる。」

ラトーシャ「やだもう・・・。あんんっ・・・・。」


















ラトーシャ「ああっ!ディーンもうダメ・・・・。」

ディーン「いくって言って?」

ラトーシャ「・・・い・・・っちゃう・・・・っ。」





4 件のコメント:

  1. SACHICO2012年11月17日 1:00

    こんちわーvv
    本日もエロスを有難うございます!!
    むしろ私がイキそうになりました(お巡りさんこっちです)

    しかし!!ちょvvvケビンさvvもう腹痛いvv
    気になってはいたんですよ~ラト部屋に入るなりちょいちょい見える人物写真のアゴあたり…
    ディーン写真でも貼ってるのか?と思ったらまさかの!!ひめめさん宅のvvv

    え?どうしよう…私もケビンさん好きなんやけどもww(知ってる)
    意外にミーハーな所のあるラトvv可愛すぎだろおいvv
    リアルだと何気にジャニーズとかイケメン俳優とかに密かに憧れを抱いている子もいますしねv

    新居に引っ越しですね~
    いち早くディンラトが独立して行った気がしますが

    残されたアイビーララ…
    アイビーがコーヒー入れてララ嬢に渡して飲み始めるかなな時の空気…
    なんか微妙~な空気だったのは気のせいかしらww
    わー…何気にこれってジーンの元カノとジーンに振られた女の図じゃねぇかvv
    と思い薄ら胸がドキドキした私ですvv

    やっぱ1人の存在って大きいもので
    仲良し3人娘が離れ離れになると言うのもそうですが
    大人になった今となってはリアルに家賃キツくね?な話が出るのも当然ですよね~><
    どうするのかしら、ララちゃん…え?ローガンに不動産屋…

    あのウサンクサイ不動産の人かwww

    そんでもって新居!家具がログインした途端に一気に素敵になりましたねvv!
    なで肩さんの建築はオシャレかつ生活感があって大好きですよvv~(*^_^*)
    奇抜すぎず地味すぎず上手くテイストを配合しているあたりが妙にリアルww

    で!!!引っ越しウフフですか!!
    やりますなディーン君vv!!もーやだーvvラトちゃん完全に調教されてないか?v
    で…最中にケビンさんとどっちが好き的なwww

    ちょvおい…vv冒頭のケビンさんの件をサラリと忘れ話を呼んでいたのに
    ここで再度ケビンさんとか記憶がよみがえるわwwああ素敵v
    もうトータル的にラトちゃんと同時に私もイッた気がします(逮捕)
    また次回も楽しみにしていますvv

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    1. >SACHICOさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      そしてふいうちのエロ、喜んでいただけたようでなによりです(ノ´∀`*)
      ケビンさんポスターはだいぶ前にひめめさんからいただいたんですが、ようやくお披露目することができました~\(^▽^)/
      いいでしょう?(*´ω`*)
      ラトが引っ越した今現在もあの部屋に飾ってあるので、ときどき眺めてにんまりしている次第ですw

      ラトはまさにジャニオタっぽいですねw
      ディーンがジャニ系ですしねwww
      美形王子様的な人が好きみたいです(´∀`)
      属性はラトとケイティーが同じかもしれませんねwww

      ララとアイビーのコーヒー飲むシーン、たしかに微妙な空気流れてますよね。
      アイビーは何も知らないけど、ララは全部知っていてしかも振られた女。
      でも幸せいっぱいのラトにも言えないし、っていう。

      そしてローガンの不動産屋はもちろんあの人、整形後の二丁目ですw
      でもローガンの知り合いは別の人であって、二丁目は同じ不動産屋の人ってだけなんですがwww
      また出てくるかもしれませんね( ̄ー ̄)ニヤリ

      建築お褒め頂ありがとうございます。・゚・(ノД`)・゚・。
      建築褒められるのすんごく嬉しいんですよ><
      この家はラトとディーンのために作ったので、二人に似合う雰囲気で作りましたよ~。
      私はストーリーにもそうですが、リアル感をすごく大事にしているので建築にもそれが出ていますね(´∀`)

      そしてラストに突っ込みましたウフフw
      喜んでいただけたようで幸いです(ノ´∀`*)
      たしかにディーンとつきあってから、ラトは徐々に調教されていってますよねw
      そしてラストにぶり返すケビンさんの件w
      自慢しまくってすみませんw

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  2. なで肩さんこんばんは^^
    ラトちゃんの部屋、Kevinさんのポスターだらけじゃないですか(爆)
    一番最初のチラ写りのやつ、一瞬見ただけですぐ分かっちゃいましたよ~~( ´艸`)
    さすがなで肩さんだわ(≧m≦)
    いよいよラトちゃんもお引越しで、残された2人もラトちゃんの幸せを願って、嬉しそうですね♪
    もう年齢的にも皆お年頃だし、いつかはこうなる時が来るとみんな思ってはいたでしょうけど、ラトちゃんが一番乗りでしたね!!
    今まで3人で暮らしていて生活ペースもバラバラだったとはいえ、やっぱり1人抜けると急に寂しい感じになるんだろうなぁww
    今後はやっぱり、ララちゃんとアイビーちゃんは1人暮らしの方向で考えて行くみたいですね。

    そして新居はさすがディーンくんがお医者様なだけあって、若い2人なのに立派な一軒家で羨ましいですよね~( ´艸`)
    引っ越した途端、きっとディーンくんは我慢できないだろうとは思ってましたが、早速ウフちゃいましたかwww
    もう最中にあんな事やそんな事聞くとかぁ~~!!!無理無理無理wwww(←硬派炸裂www)
    全裸の絡みはナオキくんとハルカくんで毎日見てるのですが、あの2人はある意味ギャグだから何とも思わないんですけど、なで肩さんとこの肌色シーンは、やっぱりエッチ~~~~ぃくて「ひええええ!!!!」って感じですよ~(;´▽`A``
    しっかり見ましたけどねw(爆)

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    1. >ゆきさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      ラトの部屋、手持ちのケビンさんポスターすべて貼っちゃいましたよw
      ケビンさんイケメンすぎるのでもうあごだけでわかりますよね(ノ´∀`*)
      このケビンさんポスターはひめめさんにいただいたんですよ~♪(自慢
      ようやくお披露目することができて大満足です(*´ω`*)

      共同生活って、ひとり抜けるだけですっごくさみしく感じますよねきっと。
      ララとアイビーは仕事の時間が真逆すぎるので、さすがにそれはお互いにとってもよくないかなと。
      それに3人で負担していた家賃がいきなり二人で、ってなるとかなりきついものがありますしね(;´Д`)

      ディーンは若いくせに医者だけあってさすがお金持ってますね( ̄ー ̄)ニヤリ
      そう考えたらラトってホント完全に勝ち組・・・。
      ゆきさん予想通りでしたかw
      ディーンウフフ大好きなんでさっそく二人で新居ウフフ祭りを決行したようです。
      ゆきさんの頭から湯気が・・・(おい
      今回控えめなつもりなんですけどねこれでもw
      ナオキくんたちがギャグwwww
      いやいや、そっち毎日のようにウフフしすぎですよw
      ゆきさんはもう慣れっこでしょうけどもwww
      一回ハルカくんを完全女体化させてみてほしいと願うなで肩です。

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