ホテルの夜

ケイティー「もしもし、リア姉ちゃん？」

リア『ケイティー、もしかしてデートの報告？』

ケイティー「うん。ワンピース、貸してくれてありがとう。クリーニングから返ってきたら返しに行くね。」

リア『別にいつでもいいよ～。それで、デートはどうだったの？』

ケイティー「すっごく楽しかったよ！映画観に行って、お茶して帰ったんだけどね。ディーンさんったら映画観ないで寝ちゃって。」

リア『ハァ？お茶して帰ったの？』

ケイティー「うん。寮まで送ってもらったよ。」

リア『ダメじゃないそんなんじゃ！』

ケイティー「え？ダメ・・・なの？」

リア『そうよ～。今夜は帰りたくない、とか言ってなんとかベッドに持ち込むのよ。』

ケイティー「いや・・・でも、夕ご飯も食べてないし・・・。」

リア『そんなのどうでもいいのよ。今度はもっと遅い時間にデートしなさいよ。』

ケイティー「え・・・？でも・・・またデートの練習なんて誘ったら・・・嫌われないかなぁ・・・？」

リア『喜ぶに決まってるじゃないの。ディーンくん、ケイティーのことなんか言ってた？』

ケイティー「えっと・・・メガネじゃないほうが・・・かわいいって////」

リア『好感触じゃないのよ！全然イケるわよ。』

ケイティー「そうかなぁ・・・？」

リア『じゃあさっそくコンタクトにしなきゃね！』

ケイティー「え？さっそく・・・？でもちょっと・・・怖いっていうか・・・。」

リア『せっかく褒めてもらったのに、コンタクトにしないほうが失礼よ？』

ケイティー「え・・・そうなの・・・？」

リア『そうよ。ついでにイメチェンしてきなさいよ。髪も切って新しい服も買ってさ！なんだったら私がついて行こうか？』

ケイティー「い、いや・・・一人で・・・大丈夫！」

リア『そう？じゃあまた次のデートが終わったら報告するのよ？わかったわね？』

ケイティー「うん。リア姉ちゃん、いろいろとありがとう。」

リア『可愛いいとこの為ならなんでもするわよ♪　じゃあまたね～。』

ケイティー「うん。ま・・・・切れちゃった・・・。」

ケイティーが同室のマリアンの鏡の前に立つ。

ケイティー「コンタクト・・・かぁ。コンタクトしたら・・・世界が違って見えるのかな・・・。」

マリアン「ただいま～。」


ドアが開いてマリアンが入ってくる。

ケイティー「おかえりマリアンちゃん。」

マリアン「珍しいわね。ケイティーが鏡見てるなんて。」

ケイティー「リア姉ちゃんにね・・・イメチェンしろって言われて・・・。」

マリアン「イメチェン？ケイティーが？？」

ケイティー「うん・・・。この前デートした男の人に、メガネじゃないほうがいいって言われたの。そしたら・・・。」

マリアン「デート？！あんたが？？聞いてないんだけど！」

ケイティー「あ、うん・・・恥ずかしくて・・・言えなかったんだけどね。」

マリアン「ちょっと面白いことになってるじゃないのよ～。ちゃんと聞かせなさいよ。」

ケイティー「えっと、リア姉ちゃんの友達の友達で・・・ディーンさんって言うんだけどね。」

マリアン「イケメンなの？」

ケイティー「うん・・・かっこいい・・・と思う。」

マリアン「へぇ～。あんたに男ね～。」

ケイティー「いや、男とか・・・そういうんじゃなくて。憧れっていうか・・・。」

マリアン「いいんじゃない？イメチェン大賛成！」

ケイティー「え？そ、そうかな？」

マリアン「そういうことならあたしに任せなさい！あたしがＢｉＢｉのサムちゃんみたくしてあげるから！」

ケイティー「え・・・でも、まずはコンタクトを・・・。」

マリアン「うんうん。コンタクトね。一緒に買いに行こう！あとは髪と服ね！髪はあたしが切ってあげる。」

ケイティー「え？髪？」

マリアン「美容室代浮くでしょ？こう見えて結構得意なんだよ～。高校のときによく友達の髪切ってあげてたんだ～。」

ケイティー「へ、へぇ～・・・。あ、でも・・・あんまり短いのは・・・。」

マリアン「大丈夫だって。絶対可愛くしてあげるから。メイクもあたしに任せて！あとは服ね～。一緒に買いにいこっか？」

ケイティー「お・・・お願いします・・・。」

マリアン「そうと決まればさっそく買い物ね！じゃあ明日学校終わったら一緒に行こう！」

ケイティー「う、うん・・・。（なんだか不安だなぁ～・・・。）　」

バスルームのドアが開いてクリスが出てくる。
ララは窓際に立って外を見ていた。


クリス「なに見てるの？」

ララ「ちょっと、考え事・・・。」

クリス「何を考えてるんだい？」

ララ「二人のこと・・・。」

クリス「やっぱり・・・不安かい？」

ララ「だってあなたはまだ・・・奥さんのものだし・・・。」

クリス「罪悪感？」

ララ「そうかもしれないわね・・・。」

クリス「ごめんよララ。なるべく早く、離婚が成立するようにがんばるよ。」

ララ「えぇ・・・。信じてる。」

ララ「ねぇクリス。」

クリス「なんだい？」

ララ「私のルームメイトに会って欲しいの。二人とも子供の頃からの親友だから、あなたに紹介したいの。」

クリス「親友か。是非会ってみたいな。」

ララ「本当？」

クリス「あぁ。二人にララの子供の頃の話をたくさん聞かなくちゃね。」

ララ「やだｗ　はずかしいわ。」

クリス「ははっｗ」

ララ「じゃあシェアハウスに来てくれる？招待したいの、あなたを。」

クリス「喜んで。」

ララ「嬉しい。・・・クリス・・・愛してるわ。」

クリス「僕も愛してるよ。」

リア「あぁん・・・・ローガン・・・・。」

リア「誰かに・・・・・見られちゃう・・・・。」

ローガン「恥ずかしいか？」

リア「恥ずかしいよぉ・・・・。でも・・・・気持ちイイ～・・・・。」

ローガン「恥らう顔もかわいいよリア。」

リア「ローガンもう・・・・だめぇ～・・・。」

ローガン「入れて欲しいのか？」

リア「入れて欲しい・・・・。」

ローガン「まだダメだ。」

リア「ローガン・・・あぁ～ん・・・・お願い～・・・。」

ローガン「・・・しょうがない子だ。」

ローガンがリアの体を正面から抱きかかえて挿入した。
ゆっくりと腰を動かす。


リア「あぁっ・・・・。」

リア「んっ・・・。」


リアがローガンの唇を塞ぐ。

ローガンもそれに応える。
熱い舌が絡まる。
二人の激しい腰の動きに合わせて、窓ガラスがビリビリと音を立てた。

リア「あぁ・・・・ローガンだめっ・・・イっちゃうぅ～！」

リア「今日のローガン、すっごぉ～くいやらしかった！」

ローガン「ははっｗ　リアがやりたいっていうから。」

リア「一回やってみたかったんだ。ローガン絶対ドＳだから。」

ローガン「まぁ、そうかもな。」

リア「ローガンは？気に入った？」

ローガン「あぁ。悪くない。」

リア「ホントに？じゃあ今度は・・・外でやってみたい・・・な～んて！」

ローガン「マジでか？ｗ」

リア「うん//// 　ローガンとならリア・・・絶対興奮すると思うから・・・もっと濡れちゃうかも・・・・。」

ローガン「お前も好きだなｗ」

リア「　（ローガンだから・・・・だよ。）　」

ローガン「そういえばさ、この前のいとこ、ディーンとデートしたんだってな。」

リア「あ～、うんうん。ケイティーから電話きたよ。」

ローガン「そっか。」

リア「すっごく喜んでた。楽しかったみたい。」

ローガン「よかったな。あの子、どう見ても男に免疫なさそうだからなｗ」

リア「うん。もうディーンくんに惚れちゃってるかもね～。」

ローガン「マジかｗ　まぁ、悪くないかもな。ディーンも独り身だし。」

リア「ディーンくんはどういう子がタイプなのかな～？」

ローガン「う～ん。あいつの好みはさっぱりだわｗ　バラバラだし。」

リア「そうなの～？」

リア「ローガンのタイプは？」

ローガン「俺のタイプ？」

リア「うん。どういう子がタイプ？」

ローガン「白ムチだな。お前みたいな。」

リア「ホントにぃ～？嬉しい////　」

リア「ローガン、キスして？」

ローガン「ホント、リアは甘えんぼうだな。」

リア「だって、キス好きなんだもん。」

ローガン「しょうがねぇな。」

二人の唇が重なる。

リア「ねぇローガン・・・。」

ローガン「したくなったんだろ？」

リア「うん・・・。ローガンのキス、気持ちよすぎるんだもん。・・・ね？」

ローガンがゆっくりとリアの体の上に覆いかぶさる。